日本
2008.12.09(火)
面接を受けたのは12月05日、「Weekly an」という雑誌に紹介されていたアンケート集計のオフィスワークだ。正社員でも派遣社員でもない単なるアルバイト、期間は2月末まで。
アルバイトを選んだのは、景気が悪い今、最初からガツガツ正社員を目指して何でもかんでもと仕事に飛びつくよりも、4年間のブランクもあるので社会復帰へのリハビリも兼ね、ある一定期間を定期的に働きながらその後の様子を見るには最適だとも考えたからだ。
そして何よりも「若い女性のバイトが多そう」というのが、このアルバイトを是非ともやってみたいと考えた理由だ。
よくよく考えると履歴書を書くのも面接を受けるのも15年振りだった。お陰で履歴書を書くだけで5時間もかかってしまった。もちろん5時間かけてみっちり書いたわけでは無い、その内の4時間半は書き損じである。実質は30分分の内容しかない。
面接の日。
単なるアルバイトの面接だが、これだけブランクがあると無意味に緊張する。入ってから簡単な適正テストをさせられその後面接へ。面接官も大したことは聞いてきた訳ではないし受け答えは一応出来た物の不安は残る。正直言って中央アフリカで腐敗役人の賄賂請求と戦っていた方がましと感じたほどだった。
この精神状態は救いがたい。日本社会と離れていたという実感がひしひしと押し寄せてくる。
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